喘息治療の副作用で口腔咽頭カンジタを発症。治療薬「オラビ錠」を使用した感想

また新しい病気見つかったぜー!!口腔咽頭カンジタってやつ。

耳鼻咽頭科で喉のつかえを相談したところ、口の中がカビだらけになってたよ。なんなの本当に。笑

このカンジタ君は薬を使用すれば治せそうなのでチャチャっと片付けてしまいましょう。

 

口腔咽頭カンジタについて

カンジタは口腔内の常在菌。喘息治療で毎日使用しているステロイド吸入器が原因となって、カンジタさんが目に見える形で出現しただけのこと。まあ、、こればっかりは仕方ないね。

 

実は・・・喘息の吸入器を使い始めて2年になりますが、使用を始めてからすぐに喉に違和感は感じていました。鏡で見てもチーズのような付着物が喉にびっしりついているのが目視でわかる。

ステロイドの吸入器を使った後はカンジタ予防で必ずうがいが必要。咳が酷かったので全然うがいができないこともありましたし、多くても3回しかしてきていなかったのでうがいが足らなかったことが原因だと思います。次からは5回にする!

 

喉の違和感をネットで調べたところ口腔咽頭カンジタの症状と当てはまったので、きっと発症してるんだろうな とは思っていました!

別に見える場所じゃないし、他に優先して治療したい病気もあるから放置でいいや(^^)と考えてスルーし続けてきた。

 

治療薬 オラビ錠

治療には専用の薬「オラビ錠」を使用します。

使い方が超難しいのですが、この薬に関する情報がネット上にほぼない!それもそのはず、2018年9月に製造販売が承認された薬なので情報が少ないはずです。

説明書を読むと、1日1回 犬歯の上の歯茎のくぼみに薬の丸い面を貼り付けるようです。貼り付けたら30秒抑えて、その後は普段と変わらない生活をするというもの。ガムやキャラメルは薬が剥がれるきっかけになるので控えるそうです。

 

オラビ錠を使用した感想

全然張り付かない!30秒どころが1分押し付けても張り付かんぞ!

場所が悪いのかと思って何度も歯茎のくぼみを探したりしてさ。

 

薬を歯茎に貼ってから1時間以上しても、話すとポロッと取れてしまったり簡単に移動してしまう。もう歯茎ばっかり気になるのよ。

でも2時間経過すると急に動かなくなる。笑

見てみると薬が溶けてピターっと歯茎にくっついてる。ここまでくると普通に生活できるようになるが、食事の時はやっぱり注意が必要。

 

いつも通りラーメンを食べていたら麺に絡まって薬取れてしまった!ラーメン屋だったからびっくりしたわ。まさかの2口目でハプニング発生して、その後は歯茎が気になってラーメンに集中できなかった。

食事は少量ずつ口に入れるようにしましょう。

 

いつ薬を貼り付けていたか

説明書を読むと寝る前がいいのかな〜なんて思った。が、注意書きに「もし飲み込んでしまった時は薬が喉に張り付くことを防ぐため最低でもコップ1杯の水を飲んでください。」と書いてある。

 

・・・夜中怖いよね!?笑

睡眠中は唾液量も減るから、もし歯茎にくっつく前に薬が剥がれてしまったら絶対口もしくは喉に張り付くパターンだよね!?

初日の服薬を日中にしといてよかった。使用感がどんなものか把握ができたので助かった。

 

薬はどうやって溶けていくのか

朝(午前中)貼って翌朝確認すると、かすかに薬が残っている程度でした。綺麗になくなっていた日は1日だったかな?

 

薬を付けてから6時間が経過した場合には再度貼り付け不要と書いてあったので、3日目までは7時間ほど経過したら薬を取ってしまいました。

でも薬に慣れてきた4日目、私は考えた。治療のためにせっかく薬を張っているのだから取れるまで付けておこう。※24時間は超えないようにしています。

長く貼っておいた方が効果が期待できそうですもんね。(個人の意見です)

 

7時間程度で薬を取ろうとしても歯茎にピッタリくっついていて取るのが大変。薬もほとんど残っている状態。

びっくりしたのが指で取ろうとしても全然取れないこと!説明書通り歯ブラシを使用すると驚くほど簡単に取れます。製薬会社さんってすごい。セツメイショ嘘ツカナイ(当たり前。笑)

 

ちなみに1日貼りっぱなしだと薬はギリギリ残っている程度なので、柔らかめの歯ブラシで拭ってあげるとすぐに綺麗になります!ストレスフリーでした。

 

《疑問》毎日粘膜が剥ける

貼る場所を毎日左右交互に変えなければならないオラビ錠。

2日目にとても驚いたことがあります。

初日は左、翌日は右に薬を貼っていたのですが、前日に薬を貼っていた左部分に違和感を感じ鏡で見てみると、歯茎と反対側の粘膜の皮がベロンと剥けてしまった。

でも痛みはない。口の中って少し傷があるだけでも結構痛いので、皮じゃないのかもしれないと考え、次の日は念入りに薬を拭った。

でもやっぱり次の日になると粘膜が剥がれる。痛みなし。何だったのかは分かりません!

 

粘膜が剥けた箇所に薬を貼り付けるのは怖かったので薬剤師さんに電話で確認してみました。

調べていただいた結果、粘膜の異常を訴える事例は報告されていないそう。例えば風邪薬であれば副作用の可能性があるので使用中止した方が良いが、この薬は抗菌薬のため指示通りに使い続ける必要がある。明日もう一度先生に相談してください。と言われた。

 

・・・まあ痛みはないし、貼ってみるか!ということで使用継続。

 

14日服用後

薬を使用し始めてから5日が経過した頃には喉の付着物はなくなっていました!

喉のつかえは以前よりは改善したがまだ感じる。でも確実に楽になった。

 

ここから閲覧注意!

オラビ錠は使用方法が難しいので使用中に不安が募ります。この薬を使用した患者さんの声や情報がネット上になかったので調べようがなかった。

なので私が「歯茎にしっかりくっついた薬」と「剥けた粘膜」の写真を掲載しようと思います。苦手な方は閲覧しないようにしてください。