咳喘息と診断されて2年、治療経過を振り返る!

咳喘息と診断されてから1年半が経過しました!

現在も治療中ではあるものの、「良くなってきた」と感じている今日この頃。この辺で治療経過を残しておこうと思います。

 

喘息と診断されてから1年半が経過するまでは「改善 → 悪化」の繰り返し。

1ヶ月に一度のペースで通院が必要なのですが、何かのきっかけで咳が出始めてしまうと予約日を早めて診察してもらうことの繰り返し。

【発作悪化の要因一例】

子どもから鼻風邪をもらう

 →子どもより症状が重たく出る。鼻詰まりと猛烈な咳き込み。

花粉

 →調べてみたところ超アレルギー体質でした。自覚はなかったのだが1年中花粉症の症状が出ているらしい。

季節の変わり目

 →暖かい室内から寒く乾燥した外気を吸い込んだ瞬間から咳こみ開始。

 

2年の闘病で気づけたことは、軽めの鼻風邪や花粉症、寝不足や疲れでも喘息が悪化することを知れました。あとは、、、私って繊細な女なのね(*´ω`*)てこと。笑

 

この2年で使用した薬はこちら!

スピリーバという吸入器、なんか良かった!(ざっくり笑)なぜ処方されたのかはよく分からんが、いつも使用しているフルティフォームやメプチンエアーと比較すると使用前に容器を振る必要がない・霧状の薬を吸い込むのがむせることなく楽だった。

 

毎日就寝前に「モンテルカスト錠」を服用することで、睡眠を咳が邪魔することなく寝れるようになりました!

最近の睡眠事情ですが、23時半に就寝→3時に一回目が覚める→5時半起床 という感じです。

夜中に起きずにぶっ通しで寝たいのですが、お母さんになると子どもが気になって目覚めてしまう。横で爆睡している夫が羨ましい!笑

 

お医者様に刃向かってしまった事件

私の失態を暴露いたします。

診断から半年が経った頃、咳はほとんど出なくなりました。

喘息のことを深く知らなかった私は主治医に「調子良いので薬を減らすか次回の予約を2ヶ月先にしてもらえませんか?完治したのならば吸入もやめたいのですが(^○^)」と聞きました。

 

先に言わせてください。

先生、無礼な発言を反省しております。

誠に申し訳ございませんでした。

 

子どもが小さかったので実家に預けてから通院するのも大変でしたし、予約してあるのに毎月3時間待ちの診察に嫌気がさしていました。

これまで大きな病気にかかったことがなかったので、長期間の通院を行ったこともありません。治ってそうだし、、通院やめてもいいんじゃないのかしら?と考えてしまいました。

 

優しさ100% 主治医がとった行動とは・・・

私のこの無知な提案を聞いた主治医は吸入薬を弱めのものに変更してくださいました。

「お子さんがいると確かに通院は大変ですよね。咳もおさまっているようなので薬を弱いものに変更してみましょうか。」

本音をいうと吸入薬をサッパリやめたかったのですが、薬を急に中止することはできないそうです。喘息の治療は症状に合わせて段階的に薬を弱いものに変えながら、最終的に服薬の卒業を目指すものなんだそう。

 

早速一段階レベルの下がった吸入薬を使用しました。

・・・なんと2日後に咳が出始める!!!

様子見しようかな、と考えたが次回の診察予約は約1ヶ月後。

咳が出て止まらないことを伝え、空きがある時間に予約を入れていただきました。もちろん先生には即謝罪しました!

 

主治医は私の事情を考慮し無理な提案を受け入れてくれました。。しかも「小さいお子さんがいると確かに通院大変ですよね。」と共感してくれただけでなく、「もし咳が出てしまったらすぐに電話してもらえれば診察しますね」と悪化してしまった場合の案内もサラッとしてくださいました。

 

私が医師ならば「あなたの提案は受け入れられません。治療も始めたばかりなので今薬の量を減らすことはできない。薬を減らすとすぐに咳が出ますよ。ここまで酷くなるまで放置し病院にかからなかった君が悪い!私の出す薬を服用したまへ」と言いそう。(性悪くそキツせっかちババア!)

 

きっと先生はすぐに私の咳が悪化することを予想していた。でも、説明しただけではきっと納得しない。だから要望通り薬を弱めて通院の必要性と喘息治療には長い時間がかかることを教えてくれたのだろう。

 

病院との出会いに感謝

私は主治医に命を助けてもらっただけでなく、他人に優しく接する方法と必要性を学ばせていただきました。

私は自分に超厳しいタイプで目標を達成するまで成功と認めない性格でした。80点じゃダメなんです、目指すは100点。せっかちなのでいかに時間を効率よく使っていくかを常に考えるような人間。

 

今回の先生とのやりとりで人生においてとても必要なことを得た気がします。もっと気楽でいい、相手にも自分にも優しくする。

 

喘息になり病院との出会いがなければ、これほどまでに重要なことに気が付かずに忙しく生きていたと思うとゾッとします。

喘息の診断を受けてから2年が経過しました。まだ完治の見込みはない。

でもゆっくり丁寧に病気と向き合っていこうと思いました!

 

おわり